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アガベ フィリフェラ~地植えと鉢植え成長の違い~

アガベ趣味家のヒロユキです。福島の地でアガベを育成しています。まだまだ勉強中の身ではありますが、試行錯誤を繰り返しながらアガベを育てる情報を発信していきます。

今回はアガベフィリフェラの成長の様子をご紹介したいと思います。

フィリフェラはこんなアガベ

アガベフィリフェラはメキシコ原産のアガベです。特徴は何といっても葉の縁に白い糸状のフィラメントを形成することです。葉には白い模様(ペンキ)も入ります。このフィラメントとペンキがなんとも綺麗がアガベです。

フィリフェラは大きくなると直径30センチほどになるようです。また、耐暑性、耐寒性もある強いアガベです。真夏の直射日光にも耐え、冬は-5℃まで耐えられるということです。

フィリフェラの育て方

日照:出来るだけ光が当たる場所が望ましいです。室内育成の場合は南側の窓際。出来るだけ日照時間を確保できる場所が望ましいです。日照時間が少ないと徒長(間延び)してしまいます。日照時間を確保出来ない場合はLEDライトで日照を補ってあげることも重要です。

水やり:鉢植えの場合の目安(地植えの場合は水やりの必要はありません)

  • 春秋・2週間に1回
  • 夏・1週間に1回
  • 冬・1か月に1回

上記の水やり回数はあくまでも目安です。鉢の置き場所、鉢の大きさ、用土などの育成環境によっても変わります。育成環境に合わせて調整して下さい。

用土:多肉植物用の土でOKです。自分で配合したい方は「軽石(小)6:赤土(小)2:鹿沼土(小)2」をベースに配合すると良いと思います。自分で配合する方はそれぞれお好みがあると思いますのでこれ以外の土を使用してもらってもOKです。肥料については基本なくても大丈夫ですが、ハイポネックスジャパンから発売されている「マグァンプK」を用土に混ぜて使うと良いと思います。

我が家のフィリフェラ地植えと鉢植え、成長の違い

私は現在、地植えと鉢植え両方の育成環境でフィリフェラを育てています。同じ時期に植えた株ですが、成長に差が出ているのでご紹介したいと思います。

下記の写真は同じ時期に植えたフィリフェラの地植えと鉢植えの写真です。

左が地植え、右は鉢植えです。

どちらも順調に成長していますが、比べると地植えの成長が早い様です。歯の数、フィラメント、ペンキの出かたが明らかに違います。

地植えと鉢植えの成長に差が出た要因としてはいろいろあると思いますが、主に考えられるのは「用土の容量」と「日照」が考えられます。

鉢植えの場合は鉢に入れられる用土の量が決まっておりますので、植物はその範囲でしか根を伸ばすことが出来ません。しかし地植え場合、用土の量が決められていない為、根を自由に伸ばすことが出来ます。

また、地植えの場合、太陽の光を大量に浴びることが出来るメリットがあります。鉢植えで室内管理の場合、地植えに比べて日照時間、光の強度が足りません。

その他の要因もあると思いますが、これらの要因が重なって結果的に成長の差に表れている様です。

今後も成長の様子を確認しながら報告したいと思います。

まとめ

今回は我が家のアガベフィリフェラをご紹介させていただきました。フィリフェラはアガベの中では比較的成長が遅い部類になるかと思いますが、特徴的な容姿をもったかっこよいアガベです。皆様もぜひ育ててみてはいかがでしょうか?

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