12月の中旬になりました。
私の住んでいる地域の最低気温は０℃を下回る日が出てきました。
まだまだ冬本番は先ですが早くも寒さにギブアップしたアガベが出てきました。
今年の春に地植えしたアガベ達（トランカータ、パラサナ、ユタエンシス、フィリフェラ、モンタナ、マグニフィカ、セバスティアナ、アズレア、クリサンサ）。
この中で今回の寒さで脱落したアガベがあります。
マグニフィカとセバスティアナです。
１週間ほど前に確認したときはほとんど痛みは見られませんでしたが、この１週間で氷点下の日があり、本日株の状態を確認したところこのような状態になっていました。
葉が変色、更に軽く手で触ると折れ曲がるくらい葉がグニャグニャになっています。
葉の中の水分が凍ったあと解凍されることでこのような状態になるようです。
耐寒性の低いアガベはこの様になるので地植えNG、屋内管理しましょう。
一般的に5℃以上あれば耐寒性のないアガベでも枯れることはないと言われているので、耐寒性がないといわれているアガベは５℃を切らない場所で管理してあげましょう。
ちなみに耐寒性を少しでも上げる方法として水切りがあるようです。
冬は出来るだけアガベに水をあげないことで葉の水分量を減らし、樹液？を濃くすることで葉の中の水が凍りにくくなり耐寒性があがるようです。
野外で管理している株については冬の間は出来るだけ水やりを控えると冬越ししやすくなると思います。
私が地植えしている株はまだまだ子株で、しかも土の水分量もそこそこある場所に植えてあるので冬越しは厳しいかなーと思っていますが、何とか冬越ししてくれる事を期待しています。
また、変化がありましたら更新していきたいと思います。
おまけ：今回の寒さで痛みが出たマグニフィカとセバスティアナですが、成長点まではやられていないと思うので、救出作戦を試みました。
一般的に冬の植え替えはNGですが、このまま地植えにしていても枯れるだけなので土から掘り起こし鉢に植え替えしてビニールハウスへ避難させました。
葉が痛み、さらに掘り起こした際に根が切れてしまった状態最悪な株がビニールハウスで再生できるか？
こちらについても変化がありましたら更新していきたいと思います。
