アガベの株を増やしたいけど、どうすれば?そんな悩みを抱える方も多いはずです。今回は人気品種「チタノタ シーザー」を使い、胴切りで仔株を増やす方法を紹介します。初心者でも実践できる手順や注意点も解説するので、安心してチャレンジできます。
目次
胴切りとは?増やせる理由
胴切りとは、アガベの株を上下に切り分ける作業です。下半分の株元から仔株が出てくる仕組みを利用し、効率よく増やせます。品種によっては一度に数株〜10株ほど増やせることもあります。
胴切りに適した株の特徴
胴切りに向いている株には次の特徴があります:
- 葉の数が15枚以上ある
- 根がしっかり張っている
- 健康で葉にハリがある
これらを満たすことで成功率が高まります。

胴切りの手順とコツ
胴切りは”株の中央よりやや下”で切るのがポイントです。下に残す葉は5枚、上には10枚が目安です。上すぎる位置で切ると失敗しやすいので注意しましょう。

切断には釣り糸がおすすめです。株を一周するように糸を回し、両手で引っ張って切ります。切り口には殺菌剤を塗ると腐敗予防になります。
胴切り後の管理と仔株の様子
切り離した下部分の株から、やがて仔株が出てきます。ただし、出てくるまでには数週間〜数か月かかることもあります。水やりは控えめにし、風通しの良い場所で管理しましょう。
仔株の数は運次第ですが、1株から数株、うまくいけば10株以上が期待できます。


他品種でも胴切りできる?
今回は「チタノタ シーザー」で胴切りを行いましたが、他にも「チタノタ No.1錦」でも実施しました。基本の手順は同じで、健康な株であれば多くの品種で応用可能です。
仔株が出てきたら、またブログで報告したいと思います。

まとめ|育てながら増やす喜び
胴切りは少し勇気がいりますが、うまくいけば一株が何倍にも増えます。正しい手順と管理で、あなたのアガベライフをもっと豊かにしてみませんか?
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