昨年の台風19号から1年が経過しました。
各地で大きな被害があり苦労された方も多かったと思います。
今年は今のところ台風による被害はなさそうですがまだ油断はできません。
今回は台風、大雨によってクルマが浸水してしまった時の対処法を確認したいと思います。
クルマの浸水の話をする前に福島市の洪水ハザードマップの確認をしましょう。※他の市町村もハザードマップを作成しているので、確認してみましょう。
事前に危険な地区を把握することで自分の身を守ることはもちろん、クルマを浸水させてしまう危険も減らせます。
福島市のハザードマップ(全体図)
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ここからはクルマが浸水した場合の対応についてご説明させていただきます。
目次
- 浸水したらどうなるの?
- 浸水した場合の対処法
- 車内に閉じ込められてしまった場合の対処法
1.浸水したらどうなるの?
大雨によって冠水した道路を走行するのは大変危険です。
約20~30cmの冠水路であってもエンジンの吸気系に水が入る可能性があるため、最悪エンジンが故障します。
冠水路を走行出来たとしても後々故障の原因になる場合がありますので、冠水路は走行せず回り道を探しましょう。
2.クルマが浸水した場合の対処法
クルマが浸水した後、水が引いたからといってエンジンをむやみにかけてはいけません。エンジンの吸気系に水が入っているとエンジンをかけたときにエンジンが壊れてしまう可能性があるからです。
通行の妨げになるなどの理由でクルマを移動させなければならない時はシフトレバーをニュートラルにして手で押して移動させて下さい。その後、ロードサービスに連絡してレッカー移動しましょう。
Honda JAFロードサービス
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3.車内に閉じ込められてしまった時の対処法
クルマに乗った状態で浸水して車内に閉じ込められてしまった場合は以下の手順で対応しましょう。
(1)シートベルトを外し、窓を開けましょう。窓から脱出する際は仰向けの状態で背中側から外に出ると脱出しやすい様です。
(2)浸水が進み窓からの脱出が難しい場合にはドアのロックを解除して足でドアを押し開けて脱出します。
(3)窓が開かない、シートベルトが外れないといった時の為に脱出用のアイテムをクルマに常備しておくと安心です。
脱出用アイテム
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いかがでしたでしょうか?ハザードマップの確認、ロードサービスの連絡先、脱出方法と脱出アイテムの確認は頂けましたか?
万が一に備えて事前準備をしっかり整えましょう!