アガベ

アガベ冬越し報告 最終版

アガベ趣味家のヒロユキです。福島の地でアガベを育てています。まだまだ勉強中の身ではありますが、アガベを育てていく中で共有できる情報を発信していきたいと思います。

今回はアガベの冬越し報告2回目です。前回は2月初旬の報告でしたのでそれから1か月程経過しています。前回からの変化はあったのでしょうか?

2月の振り返り

2月初旬時点では地植えしているアガベに痛みは見受けられませんでした。

我が家の地植えアガベのラインナップはパラサナ、パリートランカータ、モンタナ、ユタエンシスです。2月時点の様子はこの通りです。

パラサナ
パリートランカータ
モンタナ
ユタエンシス

このアガベ達が3月になりどのように変化しているか見ていきましょう。

3月時点のアガベの様子

まずは3月を迎えたアガベの写真を見てみましょう。

パラサナ
パリートランカータ
モンタナ
ユタエンシス

ピンボケして分かりづらいかもしれませんが、パラサナ、パリートランカータ、モンタナに痛みが見られます。ユタエンシスに痛みは見られません。

この様になった原因を素人なりに考えてみました。

痛みの原因

素人の私なりに考えた主な原因はこんな感じです。

  1. ダメージの蓄積
  2. 土壌の水分量過多
  3. 子株だった為

まずはダメージの蓄積です。1月→2月と2月→3月の期間中最低気温を比較すると1月→2月の方が最低気温が低く全体的に寒かったにもかかわらず1月→2月の期間は痛みが見受けられませんでした。

2月→3月の方が前月よりも全体的に最低気温が高い日が多かったにもかかわらず痛みが出たという事は一時的な気温の低下で急に痛みが出るのではなく、目に見えないダメージの蓄積が最終的に3月になって表面化したのではないかと思います。

次に土壌水分量の過多です。現在アガベが植えられている場所は元々野菜を作っていた畑なので保水性が高くアガベには向かない土壌です。土壌の保水性が高いとアガベが水を吸ってしまい葉の中の水分量が増え、アガベが凍りやすくなってしまいます。この土壌の保水性の高さが痛みの原因の一つではないかと思います。

次に株が実生2年目の子株だった為と考えられます。一般的に大株よりも子株の方が耐寒性が低い様なのでその影響があるかと思います。

来年の対策

まずは少しでも寒さに当たらないようにビニールハウスの設置を検討します。ビニールハウスを設置することで北風に当たることを防ぐことができ、更に霜や雪にもあたらなくなります。この様にビニールハウスを設置することで寒さから株を守ることが出来ます。

次に土壌改良です。現在は保水性が高く水持ちが良い土壌ですが、砂や軽石などを混混ぜることで排水性の向上を狙います。同時に畝を高くして更なる排水性を目指します。出来るだけアガベの体内水分を減らして耐寒性を上げたいと思います。

株の大きさですが、こちらは年々大きくなるので徐々に耐寒性が上がってくるのではないかと思います。今年も新たに実生2年目の子株を地植えしますが、この子株が来年無事越冬出来たのであれば対策成功と言えるでしょう。

来年の冬に改めて冬越し報告をしたいと思います。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA