ユッカの実生って、成長が遅いと思っていませんか?
こんにちは、ユッカやアガベの実生栽培を楽しむヒロです。今回は、我が家で育てている「ユッカ・フィリフェラ」と「ユッカ・エラータ」の実生1年ちょっとの成長記録をお届けします。
播種から約1年2カ月。予想以上の変化に驚きました。ドライガーデンに映えるこの2株の成長を、写真とともに見ていきましょう。
目次
ユッカ・フィリフェラ|実生1年の成長ぶり
ユッカ・フィリフェラは、太めの葉と繊維状のフィラメントが特徴の人気種です。ロストラータの隣に植えられることも多く、庭に立体感を与えてくれます。

この株は2021年秋に播種し、約14か月経過した時点の姿です。すでにフィラメントも出ており、見た目もぐっと大人っぽくなっています。

地植えしてから半年後、葉の枚数も増え、ぐんと高さが出てきました。日当たりと風通しの良い場所に植えたのが良かったようです。
ユッカ・エラータ|繊細な葉が魅力
エラータは細長い葉と繊細なフィラメントを持つ美しいユッカです。ドライガーデンでの流通は少なめですが、ロストラータやフィリフェラと並べても違和感のない端正なフォルムが魅力です。



このエラータも、播種から約1年2か月。半年で地植えに切り替えたことで、成長スピードが明らかに加速しました。
実生ユッカの意外なスピード成長
正直、ユッカの成長は遅いと考えていました。しかし今回のように、1年ちょっとでしっかりフィラメントを形成するまで育つとは驚きです。
今後は冬に入り成長は一時停止するでしょうが、春以降の成長に向けた準備期間と考えると、ますます来年が楽しみです。
このような実生栽培の経過を詳しく知りたい方は、👉 アガベスタートブック の他記事もぜひチェックしてみてください。
まとめ|ユッカ実生でも立派に育つ!
今回は、ユッカ・フィリフェラとエラータの実生株についてご紹介しました。
播種から1年ほどでも、地植えや日照条件次第でしっかり成長するということがよく分かりました。
ユッカを種から育てたい方、庭にユッカを加えたい方の参考になれば嬉しいです。
よくある質問(FAQ)
Q1. ユッカの実生はどのくらいで発芽しますか?
発芽はおよそ1〜2週間で始まります。気温が25度前後あると発芽が早まりやすいです。播種前に一晩水に浸けると発芽率が上がります。
Q2. 地植えに適したタイミングは?
春または秋がおすすめです。真夏や真冬は株への負担が大きく、根付かない可能性があるため避けましょう。5〜10月が理想です。
Q3. ユッカの水やり頻度は?
基本的には乾燥気味に管理します。鉢植えなら週1〜2回、地植えなら自然雨で十分です。過湿には注意しましょう。