アガベ

胴切り2か月後の変化|シーザーが見せた驚きの成長

アガベの胴切りをしてみたけど、本当に育つの?
そんな不安を感じている方に向けて、今回はチタノタ系「シーザー」の胴切りから2か月後のリアルな成長記録をご紹介します。

驚きの成長スピード|2か月でここまで育つ!

胴切りから1か月後のシーザーの子株
▲ 胴切り1か月後の状態。すでに小さな子株が発生

上の写真は胴切りから1か月後の様子ですが、さらに1か月経過した現在、子株はしっかりとした形になり、小さいながらも鋭い鋸歯が見えてきました。親株の特性を受け継いだ見た目は今後の成長が非常に楽しみです。

胴切りから子株発生までの流れ

アガベの胴切りでは、基部(下半分)から子株が発生します。品種によって個体差はありますが、今回のように「チタノタ・シーザー」のような活力のある品種では比較的早く発根・発芽が始まります。

ステップ1:胴切りから乾燥まで

切断後は風通しの良い場所で1〜2週間乾燥。切り口が完全に乾いてから用土に設置します。

ステップ2:発根・発芽を待つ

発根促進剤を使わずとも、約3〜4週間で子株が出始めるケースもあります。焦らず環境を整えましょう。

子株の鋸歯に注目|遺伝を感じる瞬間

今回のシーザーでは、子株にもしっかりとした鋸歯が現れています。トップスパインも小さいながら尖り始めており、将来的には親株と同様の迫力を見せてくれそうです。

育成環境と管理ポイント

胴切り後の株はデリケートです。以下の管理を徹底することで、成功率が高まります。

  • 直射日光を避けた半日陰で管理
  • 水やりは発根確認まで控える
  • 通気性重視の用土を使用
  • 夜間温度は15度以上を維持

今後の成長予測と増殖戦略

このまま順調に育てば、数か月以内に鉢上げが可能です。さらに、子株が2株以上出た場合は、分離して複数株として育成も可能です。
長期的に見て、胴切りは増殖と形状維持の両立ができる有効な手法と言えます。

まとめ|胴切り成功の鍵は「待つ力」

今回の記録からもわかるように、胴切り後の成功には焦らず経過を見守る姿勢が重要です。子株の出現・成長のスピードには個体差があるため、毎日変化を観察しながら楽しむのが育成の醍醐味です。

今後も成長の様子を記録していきますので、ぜひまたチェックしてみてください。

ABOUT ME
ヒロユキ
サラリーマンの趣味としてアガベを育てているヒロユキです。 地植えと室内LED育成の両方でアガベを育成しており、初心者の方にもわかりやすく育成のコツや実践記録を発信しています。 このブログ「Agave Lab|アガベスタートブック」では、育成の参考になるリアルな情報をお届けしていきます。 同じ趣味を持つ方と交流できるのを楽しみにしています!

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