アガベの胴切りをしてみたけど、本当に育つの?
そんな不安を感じている方に向けて、今回はチタノタ系「シーザー」の胴切りから2か月後のリアルな成長記録をご紹介します。
目次
驚きの成長スピード|2か月でここまで育つ!

上の写真は胴切りから1か月後の様子ですが、さらに1か月経過した現在、子株はしっかりとした形になり、小さいながらも鋭い鋸歯が見えてきました。親株の特性を受け継いだ見た目は今後の成長が非常に楽しみです。
胴切りから子株発生までの流れ
アガベの胴切りでは、基部(下半分)から子株が発生します。品種によって個体差はありますが、今回のように「チタノタ・シーザー」のような活力のある品種では比較的早く発根・発芽が始まります。
ステップ1:胴切りから乾燥まで
切断後は風通しの良い場所で1〜2週間乾燥。切り口が完全に乾いてから用土に設置します。
ステップ2:発根・発芽を待つ
発根促進剤を使わずとも、約3〜4週間で子株が出始めるケースもあります。焦らず環境を整えましょう。
子株の鋸歯に注目|遺伝を感じる瞬間
今回のシーザーでは、子株にもしっかりとした鋸歯が現れています。トップスパインも小さいながら尖り始めており、将来的には親株と同様の迫力を見せてくれそうです。
育成環境と管理ポイント
胴切り後の株はデリケートです。以下の管理を徹底することで、成功率が高まります。
- 直射日光を避けた半日陰で管理
- 水やりは発根確認まで控える
- 通気性重視の用土を使用
- 夜間温度は15度以上を維持
今後の成長予測と増殖戦略
このまま順調に育てば、数か月以内に鉢上げが可能です。さらに、子株が2株以上出た場合は、分離して複数株として育成も可能です。
長期的に見て、胴切りは増殖と形状維持の両立ができる有効な手法と言えます。
まとめ|胴切り成功の鍵は「待つ力」
今回の記録からもわかるように、胴切り後の成功には焦らず経過を見守る姿勢が重要です。子株の出現・成長のスピードには個体差があるため、毎日変化を観察しながら楽しむのが育成の醍醐味です。
今後も成長の様子を記録していきますので、ぜひまたチェックしてみてください。
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