アガベ実生ファンの皆さん、こんにちは。今回は、昨年播種したアガベ・チタノタブルーの成長記録をご紹介します。葉の質感や鋸歯の変化など、実生株がどう育っていくのかを写真と動画でわかりやすくお伝えします。
目次
チタノタブルーが見せた成長の変化
播種から約1年が経過し、チタノタブルーは見違えるほど立派になってきました。葉の幅や厚み、そして鋸歯の立ち上がりが明らかに変化しています。実生ならではの成長スピードや葉の進化は、観察する楽しみの一つですね。
とくに目を引くのが鋭く立ち上がった鋸歯です。小さなうちは丸みを帯びていた葉のフチが、徐々に尖り、風格を帯びてきました。
現在の様子を動画でチェック!
最新の姿は以下の動画でご覧いただけます。鋸歯の立ち上がりや葉の張り具合など、写真では伝わりにくいポイントもチェックしてみてください。
春の鉢上げ作業|ステップ形式で紹介
春には一回り大きな鉢に植え替えを実施しました。成長に合わせた鉢替えは、根詰まりを防ぎ、さらにしっかりと育てるために欠かせない作業です。
ステップ1|鉢上げ直後の姿

ステップ2|現在の全体像

今後の成長にも注目!
今後もこのチタノタブルーがどのように変化していくのか、非常に楽しみです。株の安定と鋸歯のさらなる進化に期待しながら、日々の管理を続けていきます。
よくある質問(FAQ)
Q. チタノタブルーの鋸歯はいつから目立ちますか?
鋸歯が目立ってくるのは播種から6か月以降です。理由は、葉が成熟してくるとフチが硬化し鋸歯が形成されるためです。たとえば本記事の株も、春頃から鋸歯の立ち上がりが目立ちはじめました。成長の個体差はありますが、半年を過ぎたあたりからの変化に注目しましょう。
Q. 鉢上げのタイミングはいつが良いですか?
根詰まりや葉の伸びが鈍ったときがベストタイミングです。なぜなら、根が限界を迎えると吸水や成長に悪影響が出るからです。本記事のように春に鉢上げすると、気温とともに成長も加速しやすくなります。
Q. 実生から育てるメリットは?
自分好みの株を選びながら育てられる点が魅力です。市販株よりもコストを抑えつつ、多様な表情のチタノタに出会えるのも実生の楽しさの一つです。今回のように「自分で育てた感」がある株は愛着もひとしおです。