アガベ・パラサナを2021年5月に種まきしてから、1年半が経過しました。小さな種から育った株たちが、いまどれほど成長したのか。今回は鉢植えと地植えで育てたパラサナの成長を比較しながら、その記録をお届けします。
目次
鉢植えパラサナの現在の姿
まずはビニールハウス内で育成している鉢植えの株から見てみましょう。使用している鉢は2.5号。限られたスペースながら、しっかりとウォーターマークも出ており、美しい姿に育っています。


地植えパラサナの成長スピード
同時期に播種した株を、2022年5月から地植えで育てています。鉢植えと比較すると、ひとまわり大きく、葉数も多くなっており、成長スピードの差が明らかです。


地植え株にとっては初めての冬越し。まだまだ若く小さな株なので、寒さによるダメージが心配です。
来年地植え予定の子株たち
今回の冬越しの様子次第では、次の世代のパラサナたちも地植えにチャレンジする予定です。すでにビニールハウス内で準備中の株たちも、堂々と外の環境にデビューさせたいところです。

寒さを乗り越えられるかは、パラサナの適応力にかかっています。冬越し結果は追ってレポート予定です。
まとめ:鉢植えと地植え、どちらが最適?
鉢植えでは管理しやすい一方で成長は控えめ。対して地植えは成長が早く迫力もありますが、寒さや害虫対策が必要です。環境や目的に応じた育成方法を選ぶのがポイントです。
アガベ・パラサナをこれから育てたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。👉 初心者向け!アガベの育て方7つのコツ
よくある質問|アガベ・パラサナの育成
Q1. 鉢植えと地植え、どちらが育てやすい?
結論:初心者には鉢植えがおすすめです。
理由:鉢植えは環境管理がしやすく、失敗が少ないからです。
例:室内やビニールハウス内で育てれば温度管理も簡単です。
まとめ:まずは鉢で育ててから地植えにステップアップしましょう。
Q2. 地植えに適した季節はいつ?
結論:春〜初夏(5月頃)が最適です。
理由:地温が安定していて、根の活着がスムーズだからです。
例:5月に地植えした株は、1年で鉢植えより一回り大きく育ちました。
まとめ:地植えは気温と地温が安定したタイミングで行いましょう。
Q3. 冬越しの注意点は?
結論:霜よけと防寒対策が必要です。
理由:小さな株は耐寒性が低く、凍害を受けやすいためです。
例:初めての冬はビニールトンネルや不織布で保護しましょう。
まとめ:パラサナを冬越しさせるには、事前の備えが重要です。