成長・観察記録

チタノタ錦の鉢増し記録|失敗しない育て方

アガベ・チタノタを育てていると、順調に成長することで鉢が手狭になってきます。我が家のチタノタ・ナンバーワン錦もついにその時を迎え、今回は4号鉢から6号鉢への鉢増し作業を行いました。この記事では、その植え替え工程を写真付きで詳しく解説します。

成長で手狭に!植え替えのきっかけとは

現在のチタノタ錦は、我が家でも最古株のひとつ。肉厚な葉を広げながら順調に育ち、4号鉢では明らかに窮屈な状態になっていました。根詰まりが進行すると、成長が止まりやすくなるため、思い切って2サイズアップの6号鉢へ植え替えることにしました。

植え替え前のチタノタ錦
▲ 現在の4号鉢では手狭な様子

ビジュアル手順解説|チタノタ錦の鉢増しステップ

ステップ1|鉢から抜いて根の状態を確認

鉢から抜いたチタノタ錦の根
▲ 根が鉢の形に沿って回っている

鉢から丁寧に引き抜くと、予想通り根がぎっしり。このままでは根の呼吸が妨げられ、生育に悪影響が出かねません。軽く根をほぐし、古い土を落とします。

ステップ2|鉢増し前に子株をチェック

チタノタ錦のカキコ発見
▲ 根元にカキコ(子株)を発見!

根元に可愛らしいカキコも確認できました。今回は寒くなる時期でもあるため、無理に分けず、根を崩さずそのまま一緒に植え替えます。

ステップ3|6号鉢へ優しく植え替え

6号鉢の植え替え準備
▲ 用意した6号鉢。容量は約4倍!
植え替え後のチタノタ錦
▲ 植え替え後の様子。ゆとりある配置に

土は極力崩さずにそのまま移し替えることで、冬季のダメージも抑えられます。安定感を出すために株元をしっかり固定しました。

植え替え後の管理と注意点

植え替え直後は水やりを控え、1週間ほどは明るい日陰で管理しましょう。新しい根が出始めると、葉のハリや発色が良くなってくるため、その変化を観察するのも楽しみのひとつです。

植え替え後しばらく経過したチタノタ錦
▲ 約2週間後。葉にハリが出てきた様子

👉 【保存版】アガベの育て方|初心者でも失敗しない7つのコツ

まとめ|鉢増しでチタノタの成長を加速

鉢のサイズアップはアガベにとって大きな環境変化です。適切なタイミングで実施すれば、根も葉もぐんぐん育ち、株全体の健康が向上します。ぜひご自身の株でも、今回のようなステップで鉢増しを試してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q. チタノタの植え替えはいつが適期ですか?

A. 春と秋が適期です。理由は気温が安定し、根の活動が活発になる時期だからです。例えば3月〜5月や9月〜10月の間に行えば、根もスムーズに展開しやすくなります。

Q. 鉢のサイズはどれくらい大きくすればいい?

A. 目安は「1〜2回り大きめ」。今回は4号→6号でしたが、あまり大きすぎると根腐れリスクもあるため注意が必要です。

Q. 植え替え後の水やりはどうすべき?

A. 植え替え直後は1週間ほど断水します。これは根の切り口から雑菌が入るのを防ぐためで、回復後に通常の管理に戻しましょう。

ABOUT ME
ヒロユキ
サラリーマンの趣味としてアガベを育てているヒロユキです。 地植えと室内LED育成の両方でアガベを育成しており、初心者の方にもわかりやすく育成のコツや実践記録を発信しています。 このブログ「Agave Lab|アガベスタートブック」では、育成の参考になるリアルな情報をお届けしていきます。 同じ趣味を持つ方と交流できるのを楽しみにしています!

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