アガベ・チタノタを育てていると、順調に成長することで鉢が手狭になってきます。我が家のチタノタ・ナンバーワン錦もついにその時を迎え、今回は4号鉢から6号鉢への鉢増し作業を行いました。この記事では、その植え替え工程を写真付きで詳しく解説します。
目次
成長で手狭に!植え替えのきっかけとは
現在のチタノタ錦は、我が家でも最古株のひとつ。肉厚な葉を広げながら順調に育ち、4号鉢では明らかに窮屈な状態になっていました。根詰まりが進行すると、成長が止まりやすくなるため、思い切って2サイズアップの6号鉢へ植え替えることにしました。

ビジュアル手順解説|チタノタ錦の鉢増しステップ
ステップ1|鉢から抜いて根の状態を確認

鉢から丁寧に引き抜くと、予想通り根がぎっしり。このままでは根の呼吸が妨げられ、生育に悪影響が出かねません。軽く根をほぐし、古い土を落とします。
ステップ2|鉢増し前に子株をチェック

根元に可愛らしいカキコも確認できました。今回は寒くなる時期でもあるため、無理に分けず、根を崩さずそのまま一緒に植え替えます。
ステップ3|6号鉢へ優しく植え替え


土は極力崩さずにそのまま移し替えることで、冬季のダメージも抑えられます。安定感を出すために株元をしっかり固定しました。
植え替え後の管理と注意点
植え替え直後は水やりを控え、1週間ほどは明るい日陰で管理しましょう。新しい根が出始めると、葉のハリや発色が良くなってくるため、その変化を観察するのも楽しみのひとつです。

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まとめ|鉢増しでチタノタの成長を加速
鉢のサイズアップはアガベにとって大きな環境変化です。適切なタイミングで実施すれば、根も葉もぐんぐん育ち、株全体の健康が向上します。ぜひご自身の株でも、今回のようなステップで鉢増しを試してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. チタノタの植え替えはいつが適期ですか?
A. 春と秋が適期です。理由は気温が安定し、根の活動が活発になる時期だからです。例えば3月〜5月や9月〜10月の間に行えば、根もスムーズに展開しやすくなります。
Q. 鉢のサイズはどれくらい大きくすればいい?
A. 目安は「1〜2回り大きめ」。今回は4号→6号でしたが、あまり大きすぎると根腐れリスクもあるため注意が必要です。
Q. 植え替え後の水やりはどうすべき?
A. 植え替え直後は1週間ほど断水します。これは根の切り口から雑菌が入るのを防ぐためで、回復後に通常の管理に戻しましょう。