成長・観察記録

子株が続々!アガベ最古参の植え替え記録

アガベを育てていると、親株の根元に次々と現れる子株。今回は我が家で最も古株のアガベを植え替えつつ、子株(通称:カキコ)を取り外して育てる工程をご紹介します。成長の記録とともに、これからカキコに挑戦する方にとっても参考になる内容です。

親株の様子と子株の成長

我が家に来て数年、堂々たる風格を見せるアガベの親株。ふと鉢を見てみると、株元からいくつもの子株が顔を出していました。親株譲りの肉厚な葉が魅力的です。

アガベ親株とその周囲に育った子株
▲ 親株の根元に現れた肉厚な子株たち

ステップ1:鉢から株を抜いて状態を確認

まずは慎重に親株を鉢から抜きます。根がしっかり張っており、カキコたちもがっちりと根付いている様子です。

鉢から取り出した親株と子株の全体像
▲ 鉢から抜いた直後の状態。根が密集しています

ステップ2:親株の根を整理し再植え替え

根の状態を確認し、古い根や傷んだ部分をカットします。風通しの良い環境を整えることで、今後の生育もスムーズになります。

ステップ3:カキコを取り外して仕分け

今回は大小あわせて5株のカキコがついていました。丁寧に切り離し、それぞれの根の状態をチェックします。

取り外す直前のカキコの様子
▲ 大きめのカキコは独立した株のような存在感

切り離した後のカキコの状態はこちら。根の有無で次のステップが変わります。

取り外した後の子株たち
▲ 取り外した5つの子株。根の有無に注目です

ステップ4:カキコの植え付けと発根準備

根がすでに出ている子株は、そのまま小鉢へ植え付けます。根がないカキコは、発根促進剤を使い、明るい日陰で乾燥させながら管理します。

植え付け後のカキコ
▲ 根ありのカキコは即鉢上げ、根なしは発根待ち

今後の成長に期待!定期観察のすすめ

アガベの子株は、一度根づけば成長も早く管理しやすくなります。今後の変化は定期的に観察しながら、しっかりと記録していきたいですね。

👉 アガベの育て方|初心者向け7つのポイント

まとめ|親株も子株も大切に育てよう

アガベの植え替えとカキコの取り外しは、根の状態を見極めながら丁寧に行えば失敗しにくい作業です。今回のように状態ごとに対応を変えることで、すべての株が健やかに育つ環境が整います。

よくある質問(FAQ)

Q1. 子株を取り外すタイミングはいつが最適?

A. 成長がある程度進み、根が確認できた時がベストです。理由は、根があることで単独でも生育できるからです。今回も根あり株はすぐ鉢上げできました。無理に早く取ると失敗のリスクが高まります。

Q2. 根が出ていない子株はどう管理すればよい?

A. 明るい日陰で乾燥させながら発根を待ちます。理由は、水分が多すぎると腐るリスクがあるからです。具体的には、発根促進剤を塗布し、通気性の良いトレイで管理しましょう。

Q3. 親株の根を切っても大丈夫?

A. 古い根や傷んだ根は整理して問題ありません。理由は、根の更新で養分吸収力が高まるためです。カット後は1〜2日乾燥させてから植え直すと安全です。

ABOUT ME
ヒロユキ
サラリーマンの趣味としてアガベを育てているヒロユキです。 地植えと室内LED育成の両方でアガベを育成しており、初心者の方にもわかりやすく育成のコツや実践記録を発信しています。 このブログ「Agave Lab|アガベスタートブック」では、育成の参考になるリアルな情報をお届けしていきます。 同じ趣味を持つ方と交流できるのを楽しみにしています!

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