実生栽培記録

チタノタブルーを鉢上げ!育苗からの変化と成長記録

アガベ実生の鉢上げ工程の完成状態を、木目のテーブル背景とシンプルな構図で表現。テロップなしで視覚情報に集中できる設計です。

春の訪れとともに、冬のあいだ育苗トレイで管理していたアガベ・チタノタブルーの鉢上げ作業を行いました。

今回鉢上げしたのは、昨年から育成してきた実生株 約200株。ずっと小さなセルポットで育ててきたので、根詰まりが心配な時期に入っていました。

ステップ1:育苗トレイの様子

鉢上げ前のチタノタブルー
鉢上げ前のチタノタブルー。セルが窮屈そうです

ご覧の通り、どの株も元気ですが、葉が密集し根のスペースも限界。このままでは成長が鈍化してしまいます。

このタイミングでの鉢上げは、成長を促す意味でも非常に重要です。

ステップ2:鉢上げ直前、根の状態

根張りの様子
トレイから抜いた状態。根はぎっしり詰まっていました

健康的な白根がしっかりと育っています。根の量が多すぎると水はけが悪くなるため、植え替えはベストタイミングでした。

ステップ3:鉢に植え替えた姿

鉢上げ直後の様子
鉢上げ直後の状態。すっきりとした印象に

鉢は3号〜4号サイズを中心に使用。通気性を保つため、素焼き鉢とスリット鉢を併用しました。

ステップ4:約200株の鉢上げ完了!

鉢上げした約200株のチタノタ
圧巻のボリューム!これで風通しも良くなります

200株を一気に鉢上げするのはなかなかの作業量でしたが、これでそれぞれがゆったりと根を伸ばせるようになりました。

👉 アガベ実生の育て方はこちら

使用した土の配合(オリジナルブレンド)

使用した用土
すべてホームセンターで揃えられる素材で構成

メインは小粒の軽石。そこに赤玉土・鹿沼土・バーミキュライト・木炭をブレンド。

素材配合比(目安)
軽石(小粒)40%
赤玉土(小粒)25%
鹿沼土(小粒)25%
バーミキュライト10%
木炭少量

排水性と通気性を重視しつつ、根腐れを防ぐブレンドです。市販の多肉植物用土に少しアレンジを加えるだけで十分です。

👉 アガベに適した用土の選び方

まとめ:鉢上げで成長スピードが加速!

鉢上げを終えたことで、株ごとのスペースが広がり、今後の成長がより楽しみになりました。

1年後の今頃には、さらに葉数も増えて迫力ある株姿になるはずです。これからも定期的に記録していきたいと思います。

よくある質問|FAQ

Q. 鉢上げの最適なタイミングは?

A. 春〜初夏が最適です。理由は根の成長が活発になるため。具体的には、最低気温が10℃を超える頃が目安。気温が安定した時期に行うと、根付くまでのスピードが早まります。

Q. 使用した鉢の種類は?

A. 素焼き鉢やスリット鉢を使いました。通気性が高く、根腐れを防ぐのに効果的です。特に実生株には根張りのよい鉢を選ぶのが重要です。

Q. 用土は市販のもので代用可能?

A. はい、市販の多肉植物用土でも代用可能です。ただし、通気性と水はけを高めるために軽石や木炭を追加するのがおすすめです。

ABOUT ME
ヒロユキ
サラリーマンの趣味としてアガベを育てているヒロユキです。 地植えと室内LED育成の両方でアガベを育成しており、初心者の方にもわかりやすく育成のコツや実践記録を発信しています。 このブログ「Agave Lab|アガベスタートブック」では、育成の参考になるリアルな情報をお届けしていきます。 同じ趣味を持つ方と交流できるのを楽しみにしています!

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