アガベを種から育てていると、いつの間にか鉢の数も増えてしまいますよね。最初は室内で管理していたものの、育成スペースが手狭になり限界を迎えました。そんな悩みを解決するために、今回は「アガベ棚の自作(DIY)」に挑戦!鉄パイプと合板を使ったコスパ重視の方法で、効率的な育成環境を整えました。
目次
アガベ棚のDIY設計と材料費まとめ
棚づくりの第一歩は、設計と材料選びです。育成環境に合わせたサイズ設計と、予算内に収める材料選びが成功のカギとなります。今回はコストパフォーマンスを重視し、安価で扱いやすいΦ25.4mmの鉄パイプを使用しました。
パイプの長さ | 本数 | 価格(1本あたり) |
---|---|---|
5.4m | 20本 | 1,280円 |
3.6m | 10本 | 880円 |
また、高速切断機はホームセンターで1日1,000円でレンタル可能。作業日当日に持ち帰り、設計通りにパイプをカットして準備完了です。

ステップ解説|アガベ棚の組み立て工程
パイプを設計寸法通りにカットしたら、クランプを使って固定しながら土台部分から組み立てていきます。初めてでも意外と簡単でした!


棚板の設置|合板か金属メッシュか?
棚の天板には、当初エキスパンドメタル(金属メッシュ)を使う予定でしたが、コスト面を考慮し合板を採用。軽くて加工しやすく、DIY初心者にも扱いやすい素材です。



アガベ鉢の設置と管理のしやすさ
棚の完成後、鉢上げしたアガベを並べてみました。通気性もよく、水やり・日照管理が一気に楽になりました。
まとめ|アガベ棚のDIYは育成効率アップの第一歩
限られたスペースでも工夫次第で理想の育成環境は作れます。鉄パイプと合板を使った今回のDIYは、コスパ・耐久性・通気性の3拍子がそろった仕上がりとなりました。アガベ棚をDIYで作ってみたい方は、ぜひ本記事を参考にトライしてみてください。
よくある質問(FAQ)
鉄パイプでも強度は問題ありませんか?
はい。強度はやや落ちますが、鉢を置く程度であれば十分耐えられます。実際に3段式にしてもたわみなどは発生していません。
屋外でもこの棚は使えますか?
基本的にはビニールハウス内など雨風が直接当たらない場所が推奨です。鉄パイプや合板は防錆・防水処理がないため、屋外設置には注意が必要です。
費用はどれくらいかかりましたか?
合計でおおよそ35,000円程度です。鉄パイプと合板の組み合わせにより、コストを抑えつつ実用性の高い棚を実現できました。