今回ご紹介するのは、アガベ・カイバベンシスの実生記録です。ユタエンシス系統に属するこの品種は、あの有名なエボリスピナと同じ系統で、鋭いトゲとスマートな葉姿が特徴。希少な種を入手して育てる中での変化や育て方のポイントをまとめました。
目次
カイバベンシスとは?エボリスピナとの関係
カイバベンシスはアガベ・ユタエンシスの亜種で、エボリスピナと同じ系統にあたります。エボリスピナは現在非常に人気が高く、良株には10万円以上の価格がつくこともあるほど。
わが家にもエボリスピナがありますが、入手したのは数千円台の小株です。恥ずかしながらも、その姿をご覧ください(笑)

カイバベンシス実生に挑戦した理由
本当はエボリスピナの実生栽培をしてみたかったのですが、種子はほとんど市場に出回っていません。そこで今回は、同系統のカイバベンシスで実生にチャレンジすることにしました。
決して「代用品」ではなく、カイバベンシス自体もとても魅力的な品種です。独特のフォルムとトゲの美しさがあり、これからの成長がとても楽しみです。
実生5か月目の成長状況
実生から育て始めて5か月が経過した現在の様子をご紹介します。どの株もまだ小さいですが、葉の縁にトゲ(鋸歯)が見られるようになり、アガベらしい雰囲気が出てきました。



育成中の気づきと今後の予定
現在は室内で育てていますが、水やりの頻度が多かったためか、鉢にコケが発生してしまいました。通気性の改善が今後の課題です。
ただ、株自体は元気に育っており安心しました。春になったら植え替えを行い、屋外での育成に切り替える予定です。
その際にはまた、成長の様子を写真付きでレポートしたいと思っています。
ではまた、次回の更新でお会いしましょう!
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